明るく、たくましく、優しく、
思いやりのある心を育む6つの取り組み

1. 異年齢児保育

当園は、園を大きなファミリーとして考えています。大きいクラスのお友だちは小さいクラスの子どもたちのお世話が大好きです。“思いやりの気持ち”は、普段の生活環境の中から自然と育まれてくるものです。幼児期に思いやりやいたわりの気持ちが芽生えることはとても大切なことです。更に“ありがとう”と素直に感謝の気持ちが言える子どもを育てていきます。
また、「友だちが大好き!」「明日も友だちとあの遊びをしよう…!」など伸び伸びと遊べる環境の中で、気付いたり、工夫したり考えたりして学ぶ力を身に付け心も身体も強い子どもを育てていきます。

2. 裸足保育

裸足保育は、地面のすべすべ感、デコボコ感、冷たさ、温かさ、いろいろな感覚を足の裏で感じることによって、大脳が刺激を受けます。脳を刺激することで五感が発達し感受性が豊かになります。さらに土踏まずができてバランス感覚も発達し運動ができるようになる等、心も身体も発達させることができます。

3. リトミック

音楽教育法の1つで、音楽をよく聴き、音楽の要素(音の強弱・リズムなど)を身体の動きで表現します。瞬発力や表現力などを身につけていきます。音を聞いて体を反応させる即時反応的な運動は、将来様々なことへつながる集中力を育てます

4. ボルタリング

室内に本格的なボルダリングを設置しています。雨が続く梅雨の時期や、真夏の炎天下り中で子どもたちが遊べない時期でも、室内で思いっきり体を使って遊ぶことができます。全身運動なので、継続していくことで体幹や柔軟性、腕力などがついてきます。また、ゴールまでの道筋をどの様に攻略するかなど最後まで諦めない気持ちや、理解力、把握力、適応力、思考力が身につきます。ボルダリングは子どもの能力を引き出せる有効な遊びです。

5. 園外保育

自然に触れる・地域の人たちと出会う・体力づくり・交通安全など地域の中で子どもたちが実際に体験する生活の場として、園外保育があります。

6. 食育活動

当園では、食育を「子どもたちの育ちにとって大切な自然体験ができる場」と考えています。園の畑でなすやピーマン、いんげんなど、子どもたちの苦手な野菜を育てます。苗を植えてから水やりや草とりなどお世話をします。収穫体験やクッキングを通して子どもたちの感謝の気持ちを育みます。

クッキングは、「食材の色や形」「切ったり焼いたりする音」「焦げたにおい」「ジャガ芋のゴツゴツ感」「自分で作った料理のおいしさ」など、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感すべてを使った活動です。また、みんなで楽しく調理をすることは、食に対する興味が深まり、好き嫌いを減らすきっかけにもつながっていきます。調理を進めていく中で子どもたち自身が、効率よく物事進めていくためにはどうしたらよいのかを考えたり、友だちとどのように作業分担をすれば上手くいくのかを考えたりと、さまざまな力を身につけることにつながっていきます。

給食について

当園では、季節の行事の日や誕生日会などの特別な日に、見ているだけでも楽しくなるようなメニューを用意しています。

アレルギー対応について

除去食や代替食などにより、食物アレルギー対策にもできる限り万全を尽くしています。

  • 例:ししゃも(魚卵)の代替食 → さごしの煮付け

日々の給食についてはお知らせでも発信しています。